

67年ぶりのリニューアル
67年ぶりのリニューアル
当社における路線バスのカラーリングデザイン変更は、67年ぶりとなり、
新しいカラーリングの車両は2020 年4月より順次導入予定です。
このデザインは、コーポレートブランドカラーを基調とし、
西武グループとしての一体感をより一層想起させるものとなっており、
都心部から多摩・埼玉県西部に横へと広がる鉄道路線を
縦に走る路線バスが結ぶ当社事業エリアの特徴を生かし、
縦横に伸びる交通網をコンセプトにしています。
新デザインの車両には親しみや愛着をもっていただく目的と
お客さまへの想いを込めて、愛称(「S - t o r y」エストリー)を付しました。
西武バスでは、この路線バスのカラーリング変更を契機に、
社員一同が安全・安心への決意を新たにするとともに、
沿線のお客さまから愛され、乗ってみたくなるような
乗合バスサービスの向上に努めてまいります。
⻄武グループのコーポレートブランドカラーである「SeibuBlue」、「SeibuLightBlue」「SeibuGreen」を基調に、ディープブラックやホワイトなど計8⾊を配⾊。
デザインコンセプトに基づいたクロスデザインをベースとし、お客さまから⼀⽬で「⻄武バス」だとご認識いただけるよう特徴的なデザインとしました。
西武バス
ロゴマーク

コーポレート
ブランドカラー

カラーリングデザインの変更に合わせ、シートデザインを変更することといたしました。グループカラーを基調としたクロスデザインとし、内外装含めて新しい⻄武バスを感じていただけるよう⼯夫しました。

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■シート柄
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■シート柄 (優先席)
地域と温かく共存し、お客さまを包み込むような⾐となりたい

当社は⻄武池袋線・⻄武新宿線をはじめとして東武鉄道、JR などの鉄道(横の⽷)を縦のバス路線(縦の⽷)で結んでいるのが⼤きな特⻑で、おでかけになるお客さまの1⽇の始まりと終わりを⽀える⼤切な役⽬を担っています。新しいカラーリングデザインは、鉄道(横の⽷)とバス路線(縦の⽷)が重なり、交わり、編み上げられていく交通網(物語)をクロスデザイン【cross(交差) cloth(布・⾐)】として表現し、これまでにない斬新なデザインにチャレンジしています。

愛称「S-tory(エストリー)」に
込めた想い
safety(安全)、smile(笑顔)、service(奉仕)、synergy(相乗効果)といったお客さまへの想いを込め、⻄武グループを連想できるような「S-」としました。また、「ory」には鉄道とバスの路線を「織る」という隠し要素を加えています。⼈々の⽣活や仕事が織りなす⽇々の物語(ストーリー)を、⻄武バスが新デザインのバスによって紡ぎだしたいという想いを込めました。
67年ぶりのデザイン変更という⼀⼤プロジェクトがどのように始まり、
様々な壁を乗り越え、完成に⾄ったか、その軌跡をたどります。
2019年6月
西武バスチャレンジプロジェクト始動
コンペを行い、デザイン会社を選定
本社各部署より男女8名からなるプロジェクトチーム「西武バスチャレンジプロジェクト」を発足。
候補3社によるコンペを行い、本プロジェクトの根幹である『新たな西武バス』『社員のモチベーションの向上や能力発揮できるデザイン』というのをポイントに、共にプロジェクトを創りあげていくデザイン会社を選定しました。
\コンペの結果/
「有限会社アド・ウィング」に決定!
(本社:東京都目黒区 代表取締役:畠 耕一郎)
2019年6月
西武バスチャレンジプロジェクト始動
本社各部署より男女8名からなるプロジェクトチーム「西武バスチャレンジプロジェクト」を発足。
コンペを行い、デザイン会社を選定
候補3社によるコンペを行い、本プロジェクトの根幹である『新たな西武バス』『社員のモチベーションの向上や能力発揮できるデザイン』というのをポイントに、共にプロジェクトを創りあげていくデザイン会社を選定しました。
\コンペの結果/
「有限会社アド・ウィング」に決定!
(本社:東京都目黒区 代表取締役:畠 耕一郎)
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西武バスの「新しい顔」が誕生しました!
西武バス(株)代表取締役社長 渡邊 一洋
西武グループのコーポレートカラーを活かしながらも、清新で清々しく、また、立体感のある仕上がりになったのではないかな、と満足しているのですが、いかがでしょうか?
出来栄えも素晴らしいのですが、ここでPRしておきたいのは、この新しいデザインを生み出したプロセスです。(有)アド・ウィングの畠浩之さんと西武バスのプロジェクトチームのメンバーとで、デザインのコンセプトやテーマ、具体的なデザインなどについて、自由で多様な意見を徹底的にぶつけ合いました。そして、複数の案の中からどれかを選んだのではなく、「もっとこうしたら?」「ここは譲れない」といった意見を交わしながら、次第次第に、最終のデザインに集約されていったものです。いわば、「これしかない」デザインになっています。
決して見飽きることのないものだと信じています。長く皆さまに愛していただければ嬉しいです。 -
デザイナー 畠 浩之
四季折々、様々な場所や時間に映える独自性のあるカラーリングへと導きました。
日常生活のあらゆる瞬間、休日のひとときはもちろん、初めて訪れる方々へも清々しさや穏やかな気持ちを少しでも感じてもらえたらという願いも込めています。
見る季節や見る時間、見る感情などで涼しくも温かくも感じる。
そんな不思議な色合いを是非、実車で確かめてみて下さい。
末長く、みなさまに愛されて行く事を心より願っています。 -
滝山営業所(指導会長会会長) 丸山 武志
私は営業所間をリレーでつなぐテスト走行を担当させていただいたのですが、新デザインだけに非常に緊張しました。実際に走らせてみると走行中の周囲から集める注目度は抜群で、写真を慌てて撮影する人、思わず振返って確認する人が多かったです。中には西武バスと気が付いていない人も多かったのではないでしょうか?カーブミラーや店舗のショーウィンドーに写る自分自身とS-toryに自分自身も驚いてしまいました。
注目していただけることは、運転士の運転業務を見ていただける機会になるので日々の励みにもなります。また、制服と同じで身にまとっている物、デザインが変わることで、少し背伸びをするようなシャンとした気持ちになれることは、運転士みんな感じてくれると思います。このS-toryとともにさらなる安全・安心をお客さまにお届けできるよう努めてまいります! -
※所属部署はインタビュー当時のものです
プロジェクトメンバー
実物を見た感想は?
時間をかけてチーム一丸となって準備してきたものが、自分達が想像していた以上の形になり、実物を見て本当に感動しました。今まで頑張ってきてよかったと思いました。柿沼
紙媒体(デザインデータ)から模型へとなったときの感動とはスケールが違い、本当に出来上がったという安堵感、実感がわき興奮しました。齋藤
「かっこいい!」これに限ります。諸星
女性としての視点・感性を活かした点は?
デザインのなかにやさしさを入れました(黒い縁取りの曲線や白い部分の割合など)。
子供から大人、性別問わず受け入れやすいデザインを心掛けました。雙木
自身で女性の視点を意識したことはありませんが、結果として、明るく優しい雰囲気のデザインになったのは、それが活かされた点かもしれません。柿沼
デザインの一部の輪郭を丸くさせることで、やわらかさや温かみを感じられるようにしたところでしょうか。
また、女性視点ではないかもしれませんが、車内座席シートのどこかに当社マスコットキャラクターが隠れていますので探してみてください♪ 諸星S-toryが走る沿線の街に想うことは?
沿線の風景に新しい彩を加えるS-tory。沿線のみなさまにも期待感や高揚感を感じていただけるのではないでしょうか?S-toryのある景色がお一人お一人の原風景の一部となり、ずっと一緒にいられるよう願っています。夏原
日常の移動がより明るく爽やかになってほしいです。雙木
安全・安心はもちろんのこと、きれいな街、自然があふれる街を走行させたいです。齋藤
お客さまへのメッセージをお願いします
新デザイン車両のS-toryいかがでしょうか?我々社員のお客さまへの想いがたくさんつまったバスです。西武バスにとっても新たなスタートとし、さらなるサービス向上、安全安心への決意を新たに、より多くのお客さまの「いってきます」と「ただいま」を結ぶ大切な存在になれるよう努めてまいります。西武バスのご利用心よりお待ちしております。夏原
いつも西武バスをご利用いただき、ありがとうございます。まずは実際に見て驚いていただき、新たな西武バスとして、S-toryの愛称も含め、これから皆さまに親しんでいただけると嬉しいです。今後も地域の皆さまを笑顔にできるような安全・安心のサービスの提供に努めていきます。豊田
車輌代替に伴い塗装が切り替わっていく期間がしばらく続きます。永く続いた笹カラーに馴染まれていたお客さまも、新旧塗装の共演をご覧になりつつ、これから順次投入されるS-toryに親しんでいっていただければ幸いです。井上
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