先輩インタビュー interview

西武バスで路線バス運転士として活躍する先輩に、
入社後に苦労された点や仕事のやりがいについてインタビューしました。

路線バス運転士/指導添乗員 富沢  豊

西武バス入社前のお仕事や、転職のきっかけについて教えてください。

パン屋のアルバイトなどを経て、20歳の時から工場配送のトラック運転手をしていました。

その後、結婚して子供が生まれ、より安定した仕事・安定した収入をと転職を決意。歳をとっても続けられて運転技術も活かせる仕事をと考えた際、生まれも育ちも西東京なのですが幼少期に西武バスの運転士にあこがれていたことを思い出し、運転士募集の求人を見つけて応募しました。

以来、西武バスの路線バス運転士一本、今年で勤続20年を迎えることができました。

業務について、入社前の想像と異なっていた点や
入社後に苦労された点など教えてください。
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トラック運転手をしていた時は「バスはのんびりと走れて良いな」と思っていたものですが…

実際には発車予定時刻がバスにはあり、トラックでの配送業務以上に時間を気にする仕事であることを、路上研修や実務を通じて実感しました。人を運ぶことは積荷と違ってお客さまの命を預かる仕事です。入社後しばらくはプレッシャーを感じていたものです。

今ではどんな時にも平常心を保つように心がけ、渋滞に巻き込まれても、焦って事故を起こすことのないよう気持ちを落ち着かせる術を身につけました。

お客さまに気持ち良く乗車してもらうために、事故もなく苦情もなく、一日一日の業務を丁寧に積み重ねていくことことを一番に考えています。

入社当時と今現在を比べ、研修制度や職場環境で変わったことなどを教えてください。

今のようにシミュレーター設備もなく、当時の研修所は一発試験で運転技術がないと簡単には運転士になれない時代でした。私の時は教習所で二週間訓練し、配属先の営業所で指導乗務員がついた後、単独で運転を任されるようになるまで二ヶ月ほどかかりました。

私自身、指導乗務員となって思うことは、今は教習所で免許が取りやすくなった分、技量の面で皆さん苦労されているように感じます。今は昔と比べて入社後の研修期間も長めにとり、単独運転を任されるようになった後も定期的に研修や技術チェックを行うようになりました。

安全第一の仕事であることは今も昔も変わりません。
所属の班や会社全体で事故の発生やヒヤリ・ハット(注意喚起)情報を共有し、事故が減るよう一丸となって安全対策に取り組んでいます。

安全に運転業務に臨めるよう、食事休憩や長時間運転後の仮眠時間などは充分確保されていますし、体調不良など不測の事態に際しても交代要員がいて、無理な連続走行がないように配慮されているので安心して働けると思います。

仕事のやりがいや、西武バスで働いて良かったと思われる点を教えてください。
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私一個人の見解ですが、会社にもよるものの、身体を酷使する無茶な運転を続けざるをえなかったり、収入も不安定だったり会社が倒産して路頭に迷ったりと、かつての倉庫配送業をあのまま続けていたら今のように安心して仕事に従事することはできなかっただろうと思います。

西武グループという組織基盤があることへの安心感は大きい。トラック運転手の頃と比べて休みもあり、福利厚生もしっかりしていますし、何より“安全運転で業務に臨むための制度や環境“が整っています。そのことが、仕事のしやすさや日々の充実を支える、“安心して仕事と向き合える”ことにもつながっているのではないでしょうか。

営業所ごとに班単位のチーム体制で業務を行うので、事故が起きないように仲間と常に声をかけ合ったり後輩を指導する、和気あいあいとした文化が根づいた職場でもあります。

私も多くの先輩や指導乗務員の助言に助けられてきましたし、今は指導乗務員としてもベテラン運転士としても、後輩や仲間が充実して仕事と向き合えるよう、できる限りサポートしていきたいと思っています。